今年も見事に咲き、見る人を喜ばせてくれた持宝院の桜。
枝垂れはお彼岸に満開と例年以上に早く咲いた。
今年は雨や強風が多く散るのも早かったが、それが自然であって私たちは散り際を楽しむことぐらいしか出来ない。
昔の武士は桜の散り際を自分たちの人生と照らし、みんなどうせ亡くなるのだから美しく散りたいと。そして自分が国や家族の為に美しく散りたいといった使命を持っていた。
桜の時期にはそんな事を想い、少し物思いにふける。
自然と共に生きて、寄り添い、時には感謝してきたからこそ、日本人特有の人生観や感性が生まれたのだろう。
私たちの住むこのエリアにはまだたくさんの自然が広がっている。
桜の開花は昔よりも明らかに早くなっていて、昔は入学式が桜の代名詞だったこともあったが今はどうだろう?
温暖化の影響か。人間が自然すらコントロールしようとしてきた結果が今の現状を生んだ。
自然に対する畏怖や感謝を忘れた今の現状。
身近な自然から現在の問題点を多く知ることができる。
自分たちが何をするべきか?
人私の好きな考え方で、”人がいる事で環境がより豊かになる”というパーマカルチャーの考え方がある。
人が環境を整え、自然と共存し生きていくという事だ。
しかしそれは日本人が昔やってきた生き方だ。
山に入り、薪を拾うことで山の環境を整え、燃料は薪を使い残った灰は土に還す。
そこには循環があり無駄がない。
豊かさの概念が大分変わってしまった現在。
”温故知新”今の生活をそのまま昔に戻すことは難しいだろうけど、今の生活に落とし込める事はいくつもあるだろう。
まずは自然を敬い、感謝して。
昔の生活を学び活用していく。
楽しみながら家族や仲間と共に。
そして有益な知識は発信して。
本当の豊かさを目指して。